お客様と位置決めをして、建物位置の決定、位置決めの丁張をかける。その後、基礎の形状を考えて掘方をしているところです。

上に乗るのは、小さな小屋の荷重ですが、この作業は、沈下の恐れが無いように、重要な作業です。

斜めから見えていますが、シャッターの取付です。打合せ通りできているかな。寸法、位置、納まりは工務店にとって重要な管理です。

小さい建物でしたが、ベースと立上りを同時に打ちました。外からの水の侵入もありません。ベースと立上りと一体なので、強度は抜群です。

小さな建物なのに土間コン、立上り一体打ちです。安心感が違います。

屋根は、パネルを作成しました。上は、屋根下地、下は天井仕上にしました。耐久性の良い桧合板で仕上げました。

外壁だけでなく、通気防湿シートで外部からの湿気をふさぎます。

サッシ、シャッターが後付けなので、モルタル工事をそれらが取り付けてから行いました。きれいに仕上がりました。これで、泥で汚れても掃除が楽になります。

後は、塗装工事のみとなりました。出来上がりが楽しみです。

理事長先生から勧められ、桧合板張りの仕上に、ミルクペイントを塗りました。このミルクペイントは、アメリカ産で、自然原料を使ってあって、まったく無害の塗料です。外壁にも飲んでも害がないとのこと、初めて使いましたが、艶がなく少し古びた仕上げになり味わいも優れています。古びた仕上げも、ホームページに掲げてあり、なかなか面白い材料です。また機会がありましたら使いたいと思います。

ミルクペイントの仕上げ塗です。1回目が、ﾌﾟﾗｲﾏｰと下塗り兼用です。2回目は、仕上げ塗です。でも、残念ながら、それでは吸い込みが止まらず、西側と南側は、3度目を塗ることになりました。きれいに仕上がりましたが、少し痛いです。でも、プロとして頑張りました。

輸入元の説明どおり、2缶使用しました。しみこみが多いので、実際は、小さい缶を追加しました。味わい良くきれいに仕上がりました。